英国でデータサイエンスを学ぶ

30代になってから海外で統計学・機械学習・プログラミングを勉強

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ロンドン留学記3. クラスメイト

(もう何ヶ月も前ですが)のクラスメイトの感想記事です。
歳をとってからできるクラスメイトというのも悪くないですね。



 私の出席している授業は統計学部やコンピュータサイエンス学部の学生に向けて合同で開催されているものがほとんどでして、毎回100名程度の学生が授業に参加しています。
 最初の1週間で驚いたことは、その100名のうち40〜50名が中国人留学生だったことですかね。
 後から聞きましたが、アメリカでもイギリスの他の学校でも中国人留学生の数が非常に多いそうです。
 そして、多くの場合、彼らは非常にマジです。
 私もクラスメイトに負けないよう頑張らなくては。

 少なくとも私が居る学科では、という限定がかかりますが、中国人留学生の多くは休み時間や授業後に中国語でクラスメイトと話をしています。
 なので、クラス内での“学生の雑談”として、英語よりも中国語を聞くことの方が多い日もあったりして、全く話についていけないことも。。。

 他にも、世界中から留学生が来ており、むしろイギリス人学生が少ないという印象です。
 当然ヨーロッパの他国から来ている学生もいますし、アジアからも来ています。
 仲良くなれたりなれなかったり、それは日本での人間関係と変わりませんが、彼らと少し話をしてみたので、その印象をまとめて見ます。
 一応、"ブログやSNSに書いてもいい?"と聞いたら、"個人出さなければ大丈夫"と。
 なんとも心が広いです。


中国人留学生のA君の話

 授業二日目になってこの学校で私が最初に昼食に誘った中国人留学生のA君。
 彼から聞いた話は私にとってはちょっとした驚きでした。

 まず、

  • 大前提として中国で仕事に就きたくない。
  • そのためには海外での学位が必須

 と言われ、えっ!と思ってしまったのを今でも覚えてます。

 私が聞いていた中国人の思想というのは、故郷に錦を飾るのが共通の価値観、だと思い込んでいまして、今ネットで調べて引っかかる説明を見ても、

華僑が華僑であり続ける間、すなわち仮住まいで出稼ぎの中国人であり続ける限り、彼らのほとんどが「衣錦(いきん)還郷」(錦(にしき)を飾って故郷に帰る)を夢に、そして「落葉帰根」(葉が落ちて根っこに戻る、いずれは父祖の墳墓の地に帰る)を生活原理にして居住地(国)において生業を営むのが一般である。
(出典:日本大百科全書

となってるわけでして、自国に戻るのは当然だと思っていたんですよ。
(ただ、この日本大百科全書の説明を最後まで読むと、この考え方自体もう変わってしまっているようですね。)

他にも、

  • 今はデータサイエンスが流行っており、データサイエンティストになればイギリスでは初任給でも月収●●ポンド。(←この情報は本当か?とも思うが)
  • アメリカに行くことも考えたが、ロンドンにはデータサイエンティストの就職機会が多い。
  • 中国人の知り合いもロンドンに多数在住。(←彼にとってはこれが重要なポイントだったとのこと。)

という感じで、非常に合理的に決めているんですよね。
 私が彼くらいの年齢の時には、なんとなく、進路選びでは大学からそのまま修士課程に進むのが当然みたいな雰囲気もあり、そこまで外に目を向けることもなかったですし、何より、アメリカとイギリスを比較してどっちにしよう、なんて思いつきませんでした。
 
そして、

  • 修士課程が1年で終わり、その後、就職するかPh.D進学するかの選択できるのは良いこと。

とのこと。
 なんとなく米国のPh.D課程が一般的には5年も掛かること、修士だけのコースでも2年掛かることを批判しているのかなぁ、と。
 博士過程に進むのであればガッツリと学ぶことはその後のためにも重要だと思いますが、修士だけでその後就職する場合には、早く社会に出ることの方がメリットが大きいのではないかと考えています。当然にその場合でも知識やスキルを身につけることは大切なのですが、組織の中で働くことを経験し、その会社独自のルールを身につけるということもまた大切だと、経験上思うのです。そして、何年か働いてからまた異なる専攻で学びなおしたり、博士課程に進学したり、そういうやり方もありなのではないかと。
 ただ、欧米の企業で働くという経験がないので、世界的にはどういった選択肢が賢明なんでしょうか?
 
 彼と話をしていて一番印象的だったのは、目を光らせながら夢を語ってくれたそのエネルギーですね。やはり若さというのはそれだけで素晴らしいと、歳をとった人間は思ってしまうんですよ。それと同時に、彼らに負けないようにしなくてはいけないと、危機感を抱きました。。。


中国人留学生のB君の話

 授業が開始されてからしばらく経って、学科が主催する学生向けのパーティー案内が送られてきまして、1時間くらいみんなでワイワイしゃべりましょう!というような誘い文句に誘われて行ってきました。
 学科の建物で開催してましたし、無料だったので食事もきわめて簡素で、当然アルコールは無しですし、プリングルスみたいなお菓子だけだったんですが、参加したことでいろいろな学生・院生と話ができてよかったです。ちなみに学部生からPh.D課程までが対象になっていました。

 そこで出会ったB君は、同じ学科ですが専攻が異なる院生でして、こちらが驚くぐらいエネルギッシュな人でした。
 こちらが日本人とわかると「どこの大学出身なの?」「仕事は何やってたの?」「結婚はしているの?」と興味津々に質問をしてくれて、しかも「プライベートなことを聞いてもいいかい?」という感じでちょっと気を使ってくれたりして、そこらへんは学生でもちゃんとしてましたね。

中国で学者になることの難しさ

 彼との話で一際興味深かったのは、彼の将来計画です。
 とにかく学者になりたいんだという強い意志を持っていて、そのためには〇〇をして△△を達成して、と非常に具体的なイメージを持っているのですが、

 -中国国内で学位(博士号)をとるのは非常に難しい
 -そもそも、北京大学清華大学に入るのはそれだけでかなり大変
 -なので、自分は当時の実力で入れるスコットランドの大学に入って学士をとった
 -ステップアップのためにロンドンの修士に入った
 -いろんなPh.D課程に申し込んで一番いいところに行く
 -そのあと、イギリスでたくさん論文を書けたら、それを引っ提げて中国でポストを得たい

という話を聞いた時に、いかに彼らが熾烈な競争の中に身を置いてきたか、そしてそれがいつまでも続くものである、という凄まじさを感じました。

 私はまだ30代ですが、彼のような湧き上がるエネルギーを持って競争に挑むという感覚は薄れてきてしまっていたため、改めて考えさせられました。
 勉強も大切ですし、こういったことを考える機会を得るというのも、留学のいいところですね。
 そして、専攻は違うものの学科全体がまとめて評価対象となっているので、彼にも負けないように頑張りたい、というか、かなり頑張らないといけない、ですね。。。
 

中国人留学生のC君の話

 B君と一緒に学科主催の懇親会で知り合ったC君。
 中国出身なんだけど、英語ネームを使用していたので、最初名前を聞いた時に聞き返してしまいました。
 よくアメリカ人にあるような名前で、マイケルとかそういう名前を現地用に使用しているらしいのです。
 こういう英語ネームを使用するのは流行っているのでしょうか?
 他にも英語ネームを使用しているクラスメイトは居ますが、その子とのやり取りは本名だったので、どこまでそういう英語ネームを重要視しているのか、感覚的にはいまいち理解できていません。
 彼はアメリカの大学を出たらしく、さらにある程度統計や機械学習を学んで居たため、授業の質に少し不満を持っていました。
 難易度の観点からというようりは、授業構成に不満を持っているようで「もっと効率的にできるはず」なんて言ってました。
 
 彼は将来的に中国に戻ろうとしているのかどうかわかりませんが、イギリスで修士論文を書きたいと言っていたのが印象的です。
 この学校では、コースワーク(授業と期末テスト・課題提出)が終わると、指導教授の下、数ヶ月かけて論文を書くことになっているのですが、それはイギリスでも日本でもどちらでもいいことになっています。
 なので、私も日本に戻って書いても問題はなく、個人的には慣れた日本で執筆した方がクオリティーの高い論文がかけるのではないかと思っているのですが、彼が言うには「だってグーグルも使えないし、Facebookも使えないしさぁ」ということです。
 
 忘れていましたが、アクセス制限がかかっているんですよね。
 そういう話を聞くと、日本でよかったと改めて思う反面、そういう気持ちがグローバル化を妨げているのだと言う話を身を以って実感します。


中国人留学生のDさんの話

 偶然入学手続きで一緒になったDさん。
 他の学校でもそうなのかもしれませんが、入学手続きより先に授業が何回か開催されて、その後学生証の作成といった手続きが実施されるんですよね。ある程度雰囲気を掴んで合わなかったら入学しないっていう選択も可能なので、いいシステムだと思います。
 日本はどうだったのか、かなり昔のことで忘れてしまいましたが。。。
 
 私は日本で学生をやっていた時もそうですが、ほぼ全ての授業を一番前の席で受講しているため、こちらが認識していいなくても周りから「あいついつも一番前に座っている奴だ」と思われていることがあって、Dさんも私のことはクラスで見かけたことがあるということで話しかけてくれました。
 どうやら話を聞くと、大学までは中国で学んでイングランドの大学院で経済学を学んだ後にこちらの修士課程に入ったらしい。
 数学は全くわからないし、プログラムも組んだことがないからどうしようとしきりに心配していた。(後にそれは杞憂だとわかるが)
 なぜ経済を学んでいて、しかもゴリゴリに数学を使うような経済じゃなくて政治に近いような分野を学んでいたそうなのだが、データサイエンスなんて学ぼうと思ったの?と聞いたら「これからはデータサイエンスの時代だから」と。
 
 彼らのこういう感覚は本当に感心させられてしまいます。私が学生だった頃と時代が変わったとは言え、こんなにも積極的に学部を変えて新しいものを学んでいこうという意志と行動力には圧倒されるばかりです。

 後日、時間があればメモしたいと思いますが、彼女の勉強に対する姿勢には本当に驚かされtました。クリスマスだろうが正月だろうが、朝だろうが夜だろうが、ずーっと勉強をしているのです。そして積極的に議論をし、少しでもいい点数を取りたいという姿勢がすごかったです。
 まるで、大学受験を控えた高校生のそれのような、懐かしいような気分になり、そして、危機感を抱きました。。。
 そういった点では、やはり今までのコミュニティーを抜けて外の世界に触れるということはいい勉強になりますね。
 

中国人留学生のEさんの話

 Dさんを通じて話をするようになったEさん。
 後に知ったのですが、Dさんと同じ学生寮だったそうです。
 ロンドンの学生寮というのは非常にコストが高く、安めの学生寮に入っても月10万円以上はザラで、立地や食事の条件を考慮すると日本では考えられない金額になったりするのですが、同じ学生寮のクラスメイトが居れば安心することもあるんだろうなと、後に羨ましくも思ったりしました。
 私は自分で不動産屋を利用して契約してしまったので、日本で部屋を借りるのと同じように普通のアパートを契約しているのですが、周りには社会人だらけなのでクラスメイトは愚か大学生らしい人にも会いません。そこはちょっと残念。
 
 このEさんは非常に頭が良くて、語弊のある言い方をすると要領が良いタイプです。
 そして、驚いたことに、大学は米西海岸の有名大学出身で、既婚者ですが単身で渡英、夫はアメリカで博士課程に進んでいて、一時的に別居状態との事。
 田舎育ちの私からすると、彼女の年齢の時には東京に一人で家を借りるだけでも身構えて一大事だったわけですから。。。
 それを考えると、グローバル化というのでしょうか、アグレッシブに世界を視野に入れている人にとっては、母国で高校まで学び、アメリカの大学に行って、結婚して、イギリスの大学院に1人で来て学問を修めるなんて、すごいなぁと尊敬するとともに憧れてしまいます。

 いろいろとあってDさん・Eさんとグループワークを行ったのですが、その時には非常に合理的に物事を判断していて、これはやった方が良いけれど時間的コストを考えれば無視するべき、とか、そもそもこの課題はそこまで高度なことは求められていない、とか、勉強だけをやってきたわけではないということがよくわかる指摘をバンバンするので、こちらもやりやすかったです。
 ただ、要領良い人によくある、実際に汗水垂らしてまとめるのはDさんと私でもっぱら対応しましたが。。。。

 Eさんはどうもこの大学院の授業に不満を持っているらしく、教え方がよくないと良く不満を言っていました。
 おそらく、アメリカの学校(特にレベルの高い学校)では、しっかりとしたカリキュラムを組むとともに、指導方法も作り込まれているんでしょうね。「まぁ、そう言っても自分で勉強するしかないからね」なんて話していたら、「いやいや、アメリカの学校は授業のスライドシートももっとちゃんと作り込まれている」と反論され、実際に向こうで使用されているプレゼン資料が見られるリンクをたくさんもらいましたが、確かにかなりわかりやすく作られているんですよね。こういうのを見ると、アメリカの学校でも1学期くらい授業を受けてみたいな、なんて思ってしまいます。
 

ロシア人留学生のF君の話

 
 入学して2週間から3週間くらいの時期に一番驚いたことは、貫禄のある風貌をしたコンピュータサイエンスを学んだロシア人のクラスメイトの技術です。
 何がすごいって、コーディング技術が尋常じゃなかったことです。私は仕事でプログラムを組んでいたわけではなく、日本の大学院でC++という言語を少しいじっていただけですので、自分の技術の未熟さはよく自覚していますが、それでもコーディングが上手いのかそうでないのかくらいはわかる程度には時間を費やしていました。
 彼と始めて会ったのはデータ分析演習の最初の授業でして、その時偶然私の隣に座ったので自己紹介や他愛無い会話して仲良くなりました。
 この授業を含め、ほぼすべての授業で課題や講義ノートが学内専用のポータルサイトにアップロードされていまして、当然事前にチェックしてから授業に望んでいるのですが、彼は事前にそのポータルサイトに登録すらしていないという状況でして「どうしようか、困ったなぁ」と本当に困っているのか疑いたくなるような落ち着きを見せて相談してきたので、私の下手な英語で説明しながら登録の手伝ってあげてました。
 そんなこんなで、私の携帯の過去メールを見ながら、彼のポータルサイトへの登録をなんとか済ませ、じゃあ課題に取り組もうと同じタイミングで処理し始めたのですが、、、、なんと、彼はアップロードされたいた問題を見るや、ほんの僅かな時間でそれを理解しコーディングを終えてしまったのです。当然、彼は事前に課題に目を通していなかったわけで(そのせいで登録を手伝っていた私も結構時間を使ってしまって・・・)、純粋にアルゴリズムを組むのが早いのだということに驚きました。それに比べて私は残り時間をほぼすべて使ってようやく終わらせられる始末ですよ。それでも、2時間の演習で終わらないクラスメイトも居る中で頑張った方だと思いますが、彼はほぼ時間を使わずに終えてしまったのですから、やはりすごすぎますね。
 こちらにきてから、いろんな学生と話すたびに「負けないように頑張ろう」「若さでは勝てないけれど、その分努力で補おう」ということを強く意識してきましたが、彼のその技術には「これは勝てないな・・・」と思ってしましました。
 今の私の技術力では、彼がすごいことはわかっても、”どの程度すごいのか”まではわかりませ。もしかしたらTop Coderとかで戦っていけるんじゃないだろうかとも思いましたが、そのあたりはよくわかりません。
 改めて思わされたことは、スポーツでも他の分野でも、基本がしっかりと身体・脳に染み込むまで訓練されている人は、素人や少しかじった程度の人間とはパフォーマンスが大きく異なるっていうことです。
 私のような素人ですと、どのような対処方法が候補として考えられるかというところから手をつけなければならないが、ハイレベルな人の場合は、いくつもの選択肢が頭の中にインプットされていて瞬時に最適と思われる手法を選択することができて、そこで問題があればすぐに別の手法を組み合わせて目的を達成してしまうんですよね。
 彼と一緒に課題に取り組んでいて、そういったものを感じました。
 今、そのような武器が何も無い私は、何か武器になるものを得られないといけないんだろうなぁ、と。どこに言っても通用すると自信が持てるものがあるのとないのでは、生き方に違いが出るわけですからね。

ネパール人留学生のG君の話

 私はいつも授業では最前列に座っているのですが、彼も同様に最前列に座っていました。
 そうなると必然的に仲良くなるわけです。
 他の学生も真面目なタイプが多いのですが、その中でも彼は向上心がある方で毎日夜中まで図書館で勉強。いつも「今日は22時くらいまで残っていくかな」なんて言っていましたが、金曜日になるとロンドンの地下鉄は24時間営業になるので「今日は夜中まで残れる」と嬉しそうに言っていました。
 学部はロンドンにある別の大学に在籍していて、大学院からこちらの学校に来たとのことですが、何かと「勉強するためにこの学校に来たんだから」と言っています。たぶん、自分に言い聞かせている面もあるのでしょう。そういった面も含めて努力家なんだろうと。
 ですが、大学は経済学部だったため、いきなりデータサイエンスを学ぶと数式処理やプログラミングが想像以上にきついと愚痴も言っていました。実際に、機械学習関連の課題では相当苦労し、提出直前に全く解けないと相談を受けたりもしました。

 そんな彼ですが、半年くらい経過した頃から授業に来なくなったのでどうしたのか聞いてみたら、休学手続きをしてビジネスを始めたと。
 これにはもう驚きです。どうやら機械学習系のスタートアップを立ち上げて創業メンバーとして頑張っているとのことですが、こういう形で起業するというのがいかにもロンドンですね。
 
 お勉強という意味では私の方ができていたのかもしれませんが、ビジネスを興すという点では完敗です。こうやっていくつものスタートアップができて、その中からユニコーンが生まれて、人を雇用して、・・・とエコシステムができていることが外国の強さなのだろうと、感じます。

 日本で起業することはなかなか難しいと、自分に言い訳しそうになりますよ。
 

ギリシャ人留学生のH君の話

 彼も最初の授業何回かで最前列の席に座っていたので、当然のように仲良くなったクラスメイト。
 かなり体を鍛えており「何かスポーツでもやっているの?」と聞いたところなんとMMAの選手として大会にも出ていることが判明。
 それはもうすごい筋肉で、びっくりですよ。

 最初のうちは知らなかったのですが、途中から出席している授業とそうでない授業があり「いずれも必修科目なのに大丈夫なのか?」と聞くと、「パートタイムの学生だから半分しか出ないんだよ」とのこと。
 忘れていましたが、イギリスはフルタイムとパートタイムを選ぶことができて、パートタイムだと半分の授業に出るだけでよく、その代わり(当然ですが)2倍の期間通うことになるという制度があります。それをうまく使って、MMAの方でも実績を残しつつ、データサイエンスを学ぶなんて、なんとすごいバイタリティ。しかも、大学はイギリスでもかなり有名な大学出身で、まさに文武両道ってやつですね。
 「なんでデータサイエンスを学んでるの?」なんて無粋なことを聞いても笑顔で「金になるからだよ」なんて答えてくれるあたり、明快で好感が持てます。